読みもの

午前二時の茶室

眠れない夜の午前二時。木でできた小さな茶室が、ふいに街角に停まっている。中には、紺の絣に手ぬぐいをかぶった女の子と、茶色い犬が一匹。「湯がさめるまで、どうぞ」——お茶を一杯だけ飲んで帰る、短い連載です。

お茶旅「間」の茶室 内部 畳と障子
  • 第一話コインランドリーと湯冷まし

    洗濯機が壊れた週の午前二時。コインランドリーの隣に、木でできた小さな茶室が停まっていた。連載「午前二時の茶室」第一話。

  • 第二話段ボールいっぱいの夏

    実家から届いた段ボールいっぱいのキュウリとナス。午前二時、ゴミ集積所の脇に灯りが漏れていた。連載「午前二時の茶室」第二話。

  • 第三話お盆の前の、ほうじ茶

    お盆前の和菓子屋の裏口、午前一時半。世間が休むときに休めない人へ、ほうじ茶が一杯。連載「午前二時の茶室」第三話。